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貴族の息子を救出する
<セビリャの邸宅にて>
- 執事
- おお、エミリオ様。閣下がお待ちです。どうぞこちらへ
- フランシスコ=デ=エランツォ
- エミリオ君か、よく来てくれた。実は、困ったことが起きてしまっ
てね。君の助けがほしい
- 私の息子エステバンの船団が、ポルトガル領のサン=ジョルジェ沖
で拿捕されてしまったのだ
- 副官
- なんでわざわざポルトガルの領域なんかに行ったんです?
- フランシスコ=デ=エランツォ
- おそらく、象牙の取引の噂を聞いたのだろう。ポルトガル船を装
い、取引に割り込もうと思ったに違いない
- まったく、軍人の子が商人などになるから、ろくなことにならん。
あれほど反対したのに、利にさとい商人などに……あ、いや、ゴホ
ン
- どんなに不肖な息子でも、やはり親としては心配でな。どうか、エ
ステバンの奴を助けてやってほしいのだ
- 頼む、エミリオ君。引き受けてくれるね?(YES/NO)…(1)
(1)でNOを選択した場合
- フランシスコ=デ=エランツォ
- 君を見込んで頼んでいるのだ、それを断るのかね!
悪名が50上がった
- フランシスコ=デ=エランツォ
- もう一度聞こう。やってくれるね?(YES/NO)…(2)
(2)でNOを選択した場合
- フランシスコ=デ=エランツォ
- そうか……自分の息子のために命を賭けろと言うのも、考えてみれ
ば虫のいい話だ。わかった、もういいよ。下がってくれ
悪名が1000上がった
親密度が大幅に下がった!
(1)か(2)でYESを選択した場合
- フランシスコ=デ=エランツォ
- ありがとう、感謝するよ! 事実上、ポルトガルは敵国だ。これで
充分に装備を整えていってくれ
金貨30000枚を手に入れた!
- フランシスコ=デ=エランツォ
- なるべく急いでくれ。サン=ジョルジェは、アフリカのギニア南岸
の港湾都市だ。吉報を待っているよ
(
期限内にサン=ジョルジェの宿屋に着いた場合/
期限を過ぎた場合)
期限を過ぎた場合
- 執事
- エミリオ様……お待ち下さいませ
- フランシスコ=デ=エランツォ
- いったい、今まで何をやっていたのかね!
- まあ、エステバンが助かったから、今回のことは不問にするとしよ
う
金貨30000枚を返した
悪名が400上がった
期限内にサン=ジョルジェの宿屋に着いた場合
<サン=ジョルジェの宿屋にて>
- 宿屋の主人
- 何だい?(金を渡す/脅す/だます)
金を渡す
- 副官
- あーちょっと尋ねたいんだが……
- 宿屋の主人
- 泊まり客のことは話せないよ
- 副官
- まあまあ、これでうまいもんでも食べてくれ
金貨100枚を渡した
- 宿屋の主人
- ………
- 副官
- いや実は、ここに捕まってるイスパニア人を探しているんだが……
宿屋の主人はだまって宿帳の部屋番号を指さした
→
次へ
脅す
- 副官
- あーちょっと尋ねたいんだが……
- 宿屋の主人
- 泊まり客のことは話せないよ……ひっ! な、何をするんだい!
- 副官
- あんまりこの提督を怒らせると、何をしでかすかわかったもんじゃ
ないぜ
- こないだなんか、強情な捕虜を容赦なくいたぶってねえ……
- あのときのこのこの人の目つきは、はっきり言って悪魔だったね
- 宿屋の主人
- ………
- 副官
- それがもう、ひどいのなんのって。とても見ちゃいられなかったな
あ……
宿屋の主人はだまって宿帳の部屋番号を指さした
悪名が1上がった!
→
次へ
だます
- 副官
- (提督、しばらく我慢しててくださいね) おら、とっとと歩け!
- また新しい捕虜だ。この間の部屋の隣は開いてるか?
宿屋の主人はだまって宿帳の部屋番号を指さした
→
次へ
- 副官
- ありがとうよ
- (うまくいきましたね!)
- 提督、こっちです。あ、いかん!
- 兵士
- 何だ、お前達は!? 怪しい奴!
<一騎打ち>
部屋の鍵を手に入れた!
- 副官
- よし、開けますよ
- エステバン
- 誰だい……?
- 副官
- あれ? どこかで見たような……気のせいかな?
- エステバン
- え、俺を助けに来てくれたのかい?
- 副官
- 提督、敵に気づかれないうちにずらかりますぜ!
<サン=ジョルジェの港を出ると>
- ディオゴ=ロペス
- 待て! 逃がすか!
- 副官
- そう簡単には帰してくれませんねえ。突破します!
<ディオゴ=ロペスと海戦>
<セビリャの貴族邸にて>
- 執事
- おお! 若、よくぞご無事で!
- さっそく、閣下にご無事な姿を。お待ちくださいませ
- フランシスコ=デ=エランツォ
- 何! 生きて戻ったか!!
- エステバン
- 父上……
- フランシスコ=デ=エランツォ
- エステバン! ………
- この大馬鹿者!! 貴様にこの家を継ぐ資格などない、勘当だ!
どこへなりと行くがよい!
- エステバン
- ……
- 副官
- か、閣下、それはあまりにも……
- フランシスコ=デ=エランツォ
- ええい、そなたらは黙っておれ! よいな、二度とこの家の敷居を
またぐことは許さぬ!
- エステバン
- ……わかりました。これ以上、父上に迷惑をかけることはできませ
ん。私も一度は死んだ身、生まれ変わったつもりで新たな人生を歩
むことにしましょう
エステバンは、どこへともなく去っていった……
- 執事
- 閣下、本当によろしいのですか?
- フランシスコ=デ=エランツォ
- あやつは、自分の道を歩く男だ。私のもとにいては大成せんよ
- 執事
- 閣下……
- フランシスコ=デ=エランツォ
- みっともないところをお見せした。エミリオ君には感謝の言葉もな
い
- 君たちには十分な礼をしないとな。サンチョ!
- 執事
- わかっております
- フランシスコ=デ=エランツォ
- うむ。君たちに援助ができることを、私は誇りに思う。では、また
会おう
親密度が大幅に上がった!
- フランシスコ=デ=エランツォ
- ……ふう、しかし家内には何と伝えたものかな。気が重いよ…
エランツォ司令官は、頭を抱えながら席を外した……
- 執事
- エミリオ様、閣下からの謝礼にございます。お受け取り下さい
金貨50000枚を手に入れた!
名声が500上がった
魅力が1上がった!