誤植

蒲生賢秀、この時四十八才。
近江蒲生群を束ねる名家に生 まれ、六角家の家臣から信長 に降り、後は信長の旗本とし て、信長の厚い信頼を得てい たのである。

蒲生賢秀、この時四十八才。
近江蒲生郡を束ねる名家に生 まれ、六角家の家臣から信長 に降り、後は信長の旗本とし て、信長の厚い信頼を得てい たのである。

蒲生賢秀は近江蒲生群の生 まれ、代々、近江を根拠地と する一族である。

蒲生賢秀は近江蒲生郡の生 まれ、代々、近江を根拠地と する一族である。

父氏家や雪斎の力を、己が力 と過信していた。

父氏親や雪斎の力を、己が力 と過信していた。

わずか三千石

わずか三千貫

鉄砲倉を出ると、信玄の家臣 山形昌景が通りかかった。

鉄砲倉を出ると、信玄の家臣 山県昌景が通りかかった。

だが、追い詰められてしまっ た。
危機一発！

だが、追い詰められてしまっ た。
危機一髪！

それは州俣城の築城の時も 同じである。

それは墨俣城の築城の時も 同じである。

ここでは光秀方の菅平右衛門 尉の籠る淡路・州本が目前で ある。

ここでは光秀方の菅平右衛門 尉の籠る淡路・洲本が目前で ある。

信雄の残した辞世の句である。
信長の意識は、信雄の最期に も立ち会った。
信雄は腹に刃を突き立てたま ま叫んだ。

信孝の残した辞世の句である。
信長の意識は、信孝の最期に も立ち会った。
信孝は腹に刃を突き立てたま ま叫んだ。

その次の者は叔母であった。
武田信玄の重臣、美濃岩村城 主・秋山信広に嫁いだ叔母で あった。

その次の者は叔母であった。
武田信玄の重臣、美濃岩村城 主・秋山信友に嫁いだ叔母で あった。

元亀三年（一五七二）、足利 義昭が謀反を起こした時に軍 功を上げ、その恩賞として摂 津国を与えられ茨城城主と なった。

元亀三年（一五七二）、足利 義昭が謀反を起こした時に軍 功を上げ、その恩賞として摂 津国を与えられ茨木城主と なった。