【問題】
金貨の中に本物と重さが違う偽物が1枚混じっています。
しかし本物より重いか軽いかわかりません。
天秤を2回だけ使って偽物を探し当ててください。
【補足】
与えられた金貨は4枚です。
【解説】
まず、4枚の金貨にA、B、C、Dと番号をつけます。
1回目はAとBを天秤にかけます。
天秤が傾けばAかBが、傾かなければCかDが偽物ということになります。
2回目はAとCを天秤にかけます。
同様に、天秤が傾けばAかCが、傾かなければBかDが偽物ということになります。
図に表すと次のようになります。
1回目 |
2回目 |
偽物 |
傾く A or B | 傾く A or C | A |
傾かない B or D | B |
傾かない C or D | 傾く A or C | C |
傾かない B or D | D |
上の図のように2回の計量の結果を利用すれば、偽物の金貨が一意に定まります。