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ショートシナリオ11 249年 北伐強行


勝利条件
1.長安、西涼、羌、成都を支配する

1の条件を満たし、夏侯覇が配下で姜維が皇帝でない場合

姜維は、ついに西涼・羌・長安の地を/手中に収めた
劉禅
「さすがは姜維/見事かの地を手に入れおった」
「亡き諸葛武侯も/さぞや喜んでおることじゃろう」
夏侯覇
「再びこの長安の城門を/くぐる日が来るとは/感極まる思いにござる」
姜維
「国力では魏の方が圧倒的に/有利でしたが、戦の勝敗は/将の才幹が左右するものです」
夏侯覇
「まこと貴殿は/当代の名将でござる/この仲権、感服いたしました」
「伯約殿、/ひとまず長安は手中にしましたが/今後の方針をお聞かせ願いたい」
姜維
「天下平定がなされたわけではない/我らも、長安を得たぐらいで/浮かれるわけにはいかぬでしょう」
「漢室再興こそ、諸葛丞相の悲願/仲権殿、今後もそれがしのことを/しかと補佐していただきたい」
漢室再興のため、更なる戦いの準備を始める/姜維と夏侯覇であった

1の条件を満たし、夏侯覇が配下でなく姜維が皇帝でない場合

姜維は、ついに西涼・羌・長安の地を/手中に収めた
劉禅
「さすがは姜維/見事かの地を手に入れおった」
「亡き諸葛武侯も/さぞや喜んでおることじゃろう」
武将1
「旧都・長安は奪回されました/どうか次なる指示を」
姜維
「まずは、帝都を成都から/長安の地へ移す」
武将1
「遷都でございますか……/成都の民の信望を失うことに/なりませぬか?」
姜維
「長安は中原にあり地の利に富む/我が漢の威勢を知らしめるには/最適の地であろう」
「長安の地によって国が栄えれば/成都の民にとっても有益なこと/憂えることはあるまい」
武将2
「なるほど……/左様でございますか」
姜維
「ぐずぐずしてはおれぬ/長安で新たな体制を調えて/進軍を再開せねばな」
姜維は軍勢に休息を命じ、更なる進撃のため/作戦を練ることにした

1の条件を満たし、姜維が皇帝の場合

ついに旧都の奪回に成功した姜維であった/しかし……
それは、漢臣としての立場ではなく/自ら皇帝として戦った結果であった
姜維
「ああ……/勝利を得るためとはいえ、/自ら帝位に即いてしまった」
「いかに理由があろうとも/臣下の分をわきまえぬ行為だ/後世の謗りは免れぬだろう」
「朕の……いや、/それがしのしてきたことは/誤りだったのだろうか……」
諸葛亮
「……もはや過ぎ去りしことを/悔いたとて、仕方あるまい」
「戦乱に苦しむ民を救って、/天下のために尽くすことこそが/そなたの償いと考えるがよい」
「……伯約、/わかったな……/期待しておるぞ……」
姜維
「じょ、丞相!?」
「……はい、/承知いたしました」
「……国賊を倒し、民草を救って/平和な世を築き上げていきます/見ていてくださいませ……」
目に見えぬ諸葛亮の霊に誓いを立てる/皇帝・姜維であった……

【備考】
武将1は「軍師→知力が最も高い武将→文官」の順に決定される
武将2は「将軍位が最も高い武将→武将」の順に決定される

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