PCエンジン顛末記 ソフト争奪編
こうして前述のリサイクルショップでの買い占めとバイト先でのソフトの譲渡により、数十本のソフト を手に入れることができました。 しかし、筆者のゲームソフトに対する所有欲は限りがありません。 その後も前述のリサイクルショップを定期的に巡回して、再びPCエンジンのソフトが叩き売りされるのを 待っていました。 2、3ヶ月後 再びPCエンジンのソフトが並んでいました。 しかし、並んでいるソフトは「倉庫番ワールド」、「ゲンジ通信あげだま」といった二束三文のものばかり。
仕方がないのでメガドライブとPCエンジンのソフト数本を持ってレジにいきました。
何ぃぃぃ!!
すると店長が話しかけてきました。 店長 「今でもメガドラで遊んでるの?」 芸夢遊太郎 「ええ、まあ」 実は筆者が住んでいるところは田舎です。そのため、「田舎=マニアの数が少ない=メガドライブで遊ぶ人が少ない」 という公式がある程度は成立するので、こういうことを聞かれたわけです。 店長の話は続きます。 店長 「このソフトは動作の確認ができないから安く売ってるけど、多分大丈夫だと思うから」 そうだったのか!メガドラやPCエンジンのソフトを100円で売っているのは相場がわかっていないわけではなかったのか(失礼) 筆者はちょうどいい機会だと思い、PCエンジンのソフトについて聞きました。 店長 「PCエンジンなら昨日、10枚くらい売れちゃった」
筆者が2ヶ月以上も探し求めていたPCエンジン!
そのソフトをよりによって1日違いで逃してしまったのです!! 芸夢遊太郎 「(この周辺で俺以外にもゲーム漁りをしている奴がいたのか…。 だとしたら、ゲームソフトを探しても徒労だ)」 そう考えた筆者はソフト争奪戦から撤退することにしました。他のマニアとゲームソフトを争う時間と労力を考えれば、その時間と労力を別の事につかったほうが 良いと考えたからです。 「マニアがいない地域などない」というのは本当でした。 これからは地道にゲームを手に入れます。 追伸 筆者には地道にゲームを手に入れるのは経済的に無理でした。 今も叩き売りソフトを求めて隣の市までいっています。しかも自転車で(疲れる) 最近の収穫は以下の通りです。 相場の分かっていない某ハードオ○でディスクシステムのソフト(ファミコン探偵倶楽部含む)を一律300円で10本。 閉店セールを行っていた某チェーン店でプレステとドリキャスの新品ソフトを一律300円で10本。 秋葉原でスーパーダライアスをジャンク品で50円でゲット(ちゃんと動きました。傷も見あたりません) |