悪夢の大学院入試
面接の数日後、母校の大学院入試に順調(?)に落ち、B大学も落ちたら×××(考えたくない)という状況になりました。 不安じゃ・・・落ちたらどうしよう・・・
そんなことを考えると遊ぶ気にはならない・・・はずでした。
そんな状況にもかかわらず、次の日にはゲームに没頭していたのです。 そして、七ツ風の島物語などのゲームを次々にクリアし、休日を楽しんでいました。 いえ、既に試験は終わったんだし、遊んでいたって合否に影響がでるわけがないじゃないですか。 それで、休日を楽しんでいたのです。 合格発表の日 筆者は不安な気持ちのまま、合格発表の掲示を見るためにB大学に向かいました。 郵便で合否を知ることができるのですが、少しでも早く母校の大学の教授に合否を伝えなければならないため、 B大学の掲示板で合否を確かめることにしたのです。 大学にむかう途中、試験のことを思い返していました。
こんなんで受かるのだろうか・・・ だが、受からないと・・・これ以上は考えたくない! などと芸夢闘争記はじまって以来の深刻なことを考えていました。 だが、普段の習慣とは恐ろしいものです。 気が付くと、大学に行く途中にあるゲーム店に足を踏み入れていました。 ちなみに、その店に入るのは2ヶ月ぶりです。 (俺は一体何をやっているんだ・・・) 自分の行動を少し反省しながら、店の中を見ると何とファミコンなどの旧世代機のコーナーが新しく設置されていたのです。早速、置いてあるゲームを見ると、スーパーマリオワールド、ロックマン6、ロックマンXなどのソフトが安く売られていました。 その上、ワンダースワンのソフトが198円で叩き売りされていたのです。 (店に入って良かった!探していたソフトが見つかった!!) こうして、筆者の反省の心は1分も持たずに崩壊してしまったのです。30分後 両手一杯にゲームソフトを持った筆者はレジに立っていました。 ソフトをレジに置き、店員がレジをうちます。 そして、満足感に浸っていた筆者に「3100円です」という言葉がかけられました。 (3100円か・・・・・・お金が足りないっ!!)
なんということでしょうか。その時の筆者は3000円しかお金を持っていなかったのです。
「お金が足りません。1つキャンセルできますか?」 と慌てて言うと、店員はポイントを使えば足りると助言してくれました。(俺は一体何をやっているんだ・・・)
店を出る時の筆者は、入る前と全く同じことを考えていました。
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