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悪夢の大学院入試




大学院の願書受付開始の日、筆者はなぜかB大学ではなく母校のK大学に向かっていました。
理由は・・・証明書の発行のためです。
大学院を受験するというのに証明書を発行してもらうのを忘れていたのでした。(愚)

翌日、証明書をそろえ、願書を書いた筆者は今度こそB大学に向かいました。
B大学は自宅の隣りの市にあります。
だが、一つ大きな問題がありました。 その市は鉄道が通っていないのです。
その上、筆者は車の免許を持っていないので自転車で行くしかありませんでした。
ちなみに、大学まで自転車で1時間半かかります。

母校の大学院に確実に合格する自信があれば、こんな面倒なことをしなくてすむのに・・・

俺はどこで道を間違えてしまったのだろうか?

願書を提出した帰り道、筆者の頭の中ではこんな疑問が渦巻いていました。
そんな筆者に追い打ちをかけるような暑さ!暑さ!暑さ!
運動不足の筆者は暑さで体温が上がって汗だくになっていました。

暑い・・・死ぬ・・・

などと考えていたら、新古書店が見えたので涼みに入りました。
そこで、何気なくゲームコーナーを見ていると七ツ風の島物語が捨て値で売られていたのです。
このソフトは以前に秋葉原で購入しようとした時、5千円を超える値がついていたので諦めたソフトでした。

そういえば、大学1年の時も試験前にドラクエ6を買って失敗したんだよな・・・

理性がそう警告しているにもかかわらず、煩悩の命ずるままにソフトを購入した筆者。
頭の中では「試験が終わるまで遊ばなければ問題ない」と決意して、行為を正当化していました。
だが、その決意がいつまで続くのかは定かではありません。

次へ続く

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